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事例紹介
カズノリ社長
千葉県柏市の住まいと暮らしの窓口「クリエすずき建設」のカズノリ社長です!
このブログでは、あなたの住まいと暮らしのお困りごとを一緒に解決していきます。
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近年、夏は猛暑に豪雨災害、そして冬には平野部でも積雪に注意が必要。
おうちの定期メンテナンスはもちろんのこと、普段から意識して気をつけておくことがとても大切です。
今回は外壁、特にサイディングのメンテナンスについて、お伝えしていきます。
相談者Bさん
おうちの外壁って野晒しになっているから、メンテナンスも必要ですよね。
カズノリ社長
そうですね。それでは今回は外壁、特にサイディングの種類とメンテナンスについてお話ししましょう。
相談者Bさん
はい、お願いします!…ところで、サイディングってなんですか?
カズノリ社長
「サイディング」というのは、板状の外壁素材の一種です。
サイディングボードとも呼ばれていて、窯業系や金属系などの種類があるんですよ。
以前はモルタル仕上げが多かったのですが、1990年代以降には、サイディングが多く使われるようになりました。
相談者Bさん
モルタルは聞いたことがあります。
モルタルからサイディングに変わったということは、メリットが多いんですよね。
1.サイディング外壁のメリット・デメリット
施工期間が短く、低コスト 軽くて耐久性も魅力だが、シーリング材の劣化の早さがデメリットに
カズノリ社長
モルタルは左官屋さんの手仕事で、加工期間が長くなり、費用がかさむこと、経年劣化でひび割れしやすい、というデメリットがあるんです。
これに対し、例えば窯業系のサイディングは、モルタルのように火に強いという性質があり、さらには施工期間が短く抑えられ、軽くて耐久性も高いというメリットがあります。
相談者Bさん
でも、デメリットもありますよね。
カズノリ社長
デメリットは、シーリング材の劣化が早いことです。
シーリング材は、サイディング同士の隙間に使用し、乾燥するとゴム状になる充填材です。
サイディング本体はメンテナンスの目安が10年〜20年なのに対し、シーリング材は7年〜10年といわれています。
相談者Bさん
サイディングのメンテナンスは10〜20年だけど、シーリング材の劣化が早いから、7〜10年でメンテナンスが必要になる、ということですね。
そういったデメリットがあっても、サイディングを使うメリットの方が大きいということなんですね。
カズノリ社長
そうなんです。
一般的にサイディングはモルタルに比べて軽く、耐久性もあり、初期コストも抑えられて、きちんとメンテナンスすれば、非常に長持ちします。
外壁の主流はモルタルからサイディングへ。
サイディングは耐久性がよく、定期的なメンテナンスで60年も夢じゃない!
2. サイディング外壁の種類、メリット・デメリット
材質別で大きく分けて4種類
カズノリ社長
次にサイディング外壁の種類とメリット・デメリットについてお話しします。
サイディングは材質によって大きく分けて4種類あります。
1、窯業系サイディング
2、金属系サイディング
3、木質系サイディング
4、樹脂系サイディングです。
相談者Bさん
材質によって大きく分けて4つか〜。
初めは「窯業系」ですね。
これは、「窯」と何か関係がありそうですね。
カズノリ社長
はい。窯業系はもっとも多く普及しているサイディングなのですが、高温・高圧の窯で硬化させているので、「窯業系」と呼ばれています。
デザインのバリエーションが豊富で、防火性・耐久性・品質の安定性に優れています。
切断や穴あけなどの加工もしやすいタイプです。
相談者Bさん
窯業系が一番ポピュラーなんですね。
次は…金属系。なんだかサビが発生しそうですね。
カズノリ社長
金属系サイディングは、窯業系の次に多く使われています。
金属を成型しているので、金属系と呼ばれています。
金属と聞くと重そうなイメージですが、重量はモルタルの約10分の1という、軽さが最大のメリットです。
たしかに、サビが発生することもあるのですが、最近では「ガルバリウム鋼板」という、サビに強い素材も人気があります。
相談者Bさん
あ、ガルバリウムって聞いたことあります。
軽くて、サビにも強い素材、良いですね。
次は…木質系。「木」ですか?
カズノリ社長
はい。「木質系」はその名のとおり、木のサイディングです。
木の質感があって、断熱性にも優れています。ただ、水に弱いので濡れた状態で放置していると、腐食や劣化の原因になります。
相談者Bさん
木はあたたかみがあって良いけれど、外にあるとやはり腐食したり、劣化しますよね。
次は樹脂系ですね。
カズノリ社長
樹脂系は劣化に強く、長いもので30年保証というものもあるんですが、工事費は高額になります。
実は、日本では取り扱っているメーカーが少なく、ほとんど使われていないのが現状です。
相談者Bさん
じゃぁ、日本では窯業系、金属系、木質系が一般的なんですね。
それぞれメンテナンス期間はどれぐらいですか?
3.サイディングのメンテナンス期間と日常のチェックポイント
定期的なメンテナンス以外にも、普段から観察、早めの対策を
カズノリ社長
どのタイプもシーリング材のメンテナンスが約7〜10年ごとに必要になります。
シーリング材のメンテナンスに加えて、それぞれの材質に応じて、10〜20年ごとに、洗浄や外壁塗装をしていただくことをおすすめします。
相談者Bさん
定期的なメンテナンスは大切ですよね。
急に大掛かりな工事が必要になっても困りますもんね。
そうなる前に、日常のチェックポイントみたいなものがあれば、教えて欲しいです。
カズノリ社長
では次に、ご家庭で見ておいていただきたいポイントをお伝えしましょう。
相談者Bさん
お願いします!
カズノリ社長
サイディングは、毎日チェックする必要はないのですが、年に1度くらいご家庭で点検していただけると良いと思います。
その際にしていただきたいことは、「目で見て、手で触ってみる」ということです。
相談者Bさん
「自分で点検! ハンドブック」のときもそうでしたが、やはりおうちの点検は「目で見る、手で触る、耳で聞く、匂いをかぐ」などの感覚が大切なんですね。
カズノリ社長
はい、そのとおりです。
まず、経年劣化によるひび割れや反り、ずれや浮きなどがないか目で確認してみましょう。
次に軽く触ってみて、手に白い粉がついていないか確認してください。
もし、そうなっていたら「チョーキング現象」といって、メンテナンスのサインです。
相談者Bさん
時々こどもが触って、手を真っ白にしてくることがありますが、あれは外壁本体の劣化現象だったんですね。
メンテナンス時期より前に、劣化現象を見つけたらどうしたら良いですか?
カズノリ社長
小さな傷や亀裂であれば、専用の補修剤を使って補修していただくのも良いかもしれません。
普段から可能な範囲で、水道水と中性洗剤を使って、スポンジで軽く清掃するのも良いです。
ただ、手が届かない場所などは無理しないでくださいね。
もし、ひび割れや反り、ずれや浮きを発見したときは、専門の業者さんに連絡して補修してもらってください。
相談者Bさん
ありがとうございます!
長く健康に暮らすためには、適切な点検と日頃のメンテナンスが大切。
私たち人間も、おうちも同じなんですね。
カズノリ社長、今日もありがとうございました。
カズノリ社長
そうですね。「日常がどうか」を知っておくと、「異常」に早く気づけるということですよね。日頃の意識と適切なメンテナンス、お互い頑張りましょう!
他にもなにか気になることがありましたら、いつでもご相談くださいね。
こちらこそ、いつもありがとうございます。
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