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事例紹介
カズノリ社長
千葉県柏市の住まいと暮らしの窓口「クリエすずき建設」のカズノリ社長です!
このブログでは、あなたの住まいと暮らしのお困りごとを一緒に解決していきます。
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大切な車を守るカーポートと、不具合があると生命に関わるブロック塀。定期点検と普段の目視による観察で、重大な事故を防ぐ一助になります。
今回は、自分でできる普段の観察とブロック塀の安全基準について、お伝えしていきます。
相談者Cさん
これまでおうちの中のチェックポイントをいろいろと教えていただきましたが、カーポートについても知りたいな、って思っています。
カズノリ社長
気になるところ、教えていただきありがとうございます。
今回はエクステリアつながりで、カーポートとブロック塀についてもお伝えしたいと思います。
相談者Cさん
あー、確かに! ブロック塀も見ておかないといけないですね。
お願いします。
カズノリ社長
では、まずはカーポートから。
カーポートではどんなことが気になりますか?
相談者Cさん
そうですね〜。大切な車を守る設備なので、メンテナンス周期とか、自分でやっておいた方がいいお掃除とか。
他に気をつけた方が良いことがあれば教えていただきたいです。
そもそも、カーポートの耐用年数ってどのくらいなんですか?
1.カーポートの耐用年数と普段のメンテナンス
定期点検と掃除で経年劣化や不具合による事故を防ぐ
カズノリ社長
耐用年数は、使われている材質によっても違うんですが、ざっくりいうと屋根は15年くらい、本体は30年くらいといわれています。
カーポートは屋根と柱でできています。その素材にポリカーボネートやアルミを使用したものであれば、このぐらいですね。
例えば屋根材に、安価な塩化ビニール素材を使っていると、3年〜5年で劣化してしまいます。
相談者Cさん
安ければいい、っていうわけじゃないですもんね。
交換しようと思うと、工事費もかかるし。
柱なんかは汚れが目についた時にお掃除しているんですけれど、これってどうなんですか?
カズノリ社長
おぉ〜定期的なお手入れ、いいですね。
汚れを放置しておくと、劣化が早まるのでお掃除はとても効果的です。
お掃除は美観を保つ意味もありますが、サビや腐食の発生を防ぐのに効果がありますよ。
相談者Cさん
ネットで調べて、雨水を拭き取ったり、中性洗剤を薄めて拭いたあとに軽く水分を拭き取ったり…って、ほぼ自己流なんですが。
正しいお手入れの方法、なんかありますか?
カズノリ社長
カーポートは、ホースで水をかけてざっと汚れを落としましょう。
汚れがひどい場合には、水で薄めた中性洗剤を使うのも良いでしょう。
最後は水分が残らないよう、乾拭きをしてください。
相談者Cさん
柱は手が届くんですが、屋根なんかはどうしたら良いですか?
カズノリ社長
そうですね。屋根も手が届くところは同じようにお掃除してください。
ただし、屋根の上にはのぼらないでくださいね。カーポートの屋根は人が乗れるほどの強度はないんです。
屋根の上をお掃除する場合には、脚立を使ってください。
手が届かない部分は、無理をしないでくださいね。
あ、あと雨樋も割り箸や軍手などを使って、ゴミや落ち葉を取り除くなどしておきましょう。
相談者Cさん
屋根と柱、あと雨樋のお掃除ですね。
おすすめの頻度ってありますか?
カズノリ社長
気づいた時にお掃除していただけているなら、それが良いですが、最低年に1回〜2回は点検をかねて、お掃除していただきたいです。
屋根のひび割れはないか、柱部分にサビや亀裂がないか、などもお掃除のついでに見ておかれると良いでしょう。
もし、不具合を発見したら、工務店さんに相談してくださいね。
相談者Cさん
はい、わかりました。
次は…ブロック塀ですね。
以前、大きな地震があったとき、ブロック塀が倒れて犠牲になった方があるというニュースをみました。
2. ブロック塀の安全点検 自分でできること・専門業者に頼むこと
ブロック塀の倒壊は危険が大きい 目視と定期点検でしっかりと安全確保を
カズノリ社長
そうなんです。平成30年6月の大阪北部地震で、ブロック塀倒壊の被害がおきました。
これを受けて、国土交通省はブロック塀などの安全確保にむけた様々な取り組みを行っています。
相談者Cさん
確か、ブロック塀について、いろいろ決まりが変わったんでしたよね。
カズノリ社長
そうなんです。よくご存知ですね。
国土交通省の協力のもとに、日本建築防災協会という団体が、所有者向け、施工者向けに啓発チラシを作成・配布しているんですよ。
相談者Cさん
所有者と施工業者向けとあるんですね。
カズノリ社長
はい。
施工業者向けのチラシには、材質や設計について細かい基準について説明しています。
ただ、こちらは一般の方にはあまり関係がないので、「所有者向けチラシ」を元にお話していきますね。
<参考リンク>
【ブロック塀等の安全性確保に向けた所有者向け・施工業者向けの啓発チラシの公開について】
(一般財団法人日本建築防災協会)
相談者Cさん
所有者向けってことは、点検のポイントなんか書いてあるんですか?
カズノリ社長
そうなんです。
自分で行う安全のポイント、として「目視」で確認できること、専門家に相談すること、に分けて説明があります。
相談者Cさん
ぜひ、知りたいです!
カズノリ社長
はい。では、まず目視で確認できることからお伝えしますね!
目視で確認できること
1、塀は高すぎないか
2、塀の厚さは十分か
3、控え壁があるか
4、基礎があるか
5、傾いていないか
相談者Cさん
一つめの「高すぎないか」は抽象的ですが、何メートルって数値に決まりはあるんですか?
カズノリ社長
ブロック塀の高さは、最高で2.2メートルと決められています。
塀の両側で地面の高さが違うときは「地面の低い側」で測定するといいですね。
相談者Cさん
なるほど。
二番目の「塀の厚さ」も基準値があるんですよね。
カズノリ社長
塀の厚さは、15センチ以上です。
ただし、塀の高さが2メートル以下のときは、10センチ以上とされています。
高さに応じた厚さがないと、揺れに対する耐久性が保てないので危険です。
相談者Cさん
確かに薄くて高い壁は、倒れて来そうで怖いですね。
三番目の「控え壁」ってなんですか?
カズノリ社長
「控え壁」とは、ブロック塀に対して直交につけた補強壁のことです。
この控え壁をつけることで、地震時に倒れにくくなります。
長さ3.4メートル以下ごとに、高さの1/5以上突き出した控え壁が必要、とされています。
ただし、塀の高さが1.2メートルを超えないものについては不要です。
相談者Cさん
次は…「基礎」ですね。
基礎は大事ですよね、なにごとも!
カズノリ社長
ブロック塀においても気をはとても重要で、基礎が作られていないと、地震時にブロック塀が根本から倒れてきます。
地面より上にあるコンクリートの最下段のその下に、コンクリートの基礎があるか、確認してください。
相談者Cさん
最後は、「傾き」
これは、傾いていたらアウト、ですか?
カズノリ社長
はい、アウトですね。
目に見えるほど傾いていたら、すぐに工務店さんに連絡して、補修していただきたいです。
傾きだけでなく、ひび割れや欠けにも注意しておいていただきたいです。
相談者Cさん
ブロック屏は、フェンスと同じように自分の家族だけでなく、近隣の方にも影響があるから、しっかりチェックしておかないと、ですよね。
3.新たにブロック塀を設置する際の注意点
法令遵守のために業者選びはとても大切!
カズノリ社長
そうですね。既存のブロック塀は、目視でしっかりと安全点検をしていただきたいです。
新たに設置する際には、建築基準法にのっとって作っていただきたいので、施工業者さんにも確認をしましょう。
相談者Cさん
…ってことは、業者さん選びも大切ですね。
カズノリ社長
そのとおりです。
外からの目視では点検できない広目として、塀の内部に入れる鉄筋や基礎の寸法の基準などがあります。
こちらは施工時にしっかりと守って作っているか、という部分です。
こういったところを守らないと、事故が起きるリスクが高まりますよね。
相談者Cさん
素人ではなかなかわからないところですよね。
カズノリ社長
そうですね。
塀が完成すると内部は見えなくなります。
工事期間中に現場を見に行って、写真を撮っておくと良いですよ。
また、契約書はもちろん設計図面・見積書・その他関係書類はセットにして、しっかりと保管しておきましょう。
図面が残っていれば、いざ不具合が見つかったときには、補修計画が作りやすく、時間や費用・手間などが抑えられます。
相談者Cさん
ありがとうございます!
工事現場を見に行く、というのは、おうちを作る時でも大切ですよね。
施主がしっかりと現場を見に行くことで、現場の大工さんとのコニュニケーションもとれる気がします。
撮影した写真や書類の保管も大事ですよね。
カズノリ社長、ありがとうございました!
カズノリ社長
そうですね。終わってしまうと「書類どこいったかしら?」なんて方もありますが、大切な書類はまとめて、しっかりと保管しておきましょう。
可能ならば、スキャンしてデータにしておくのも良いかもしれません。
他にも何か気になることがありましたら、いつでもご相談くださいね。
こちらこそ、いつもありがとうございます!
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